デザイン 雑記

デザインに必要な知識やスキルのハードルは上がり続ける

 

先日、メモ帳を見直していたら「95%の無意識」という走り書きを見つけました。

何のことか思い出せなかったのでググってみたら、「人は1日に10000回程度決断を行っていて、そのうちの95%、つまり9500回程度は無意識に決断を行っている」というハーバード大学のマーケティング学教授、ジェラルド・ザルトマンの言葉らしいです。

マーケティングの本に書かれていたワードで、後でちゃんと調べようとメモしたものと思われます。

 

なぜ調べようと思ったのか?
僕がやっているデザインの仕事で必要だと感じたからです。

 

デザイナーに求められるスキルや知識の幅ってものすごく多くなっていると感じます。色や形などビジュアルに関わる所はもちろん、キャッチコピーやライティング、Web解析やインサイトの考察など、マーケティングに関する様々な知識に理解がないとクライアントを満足させるのは難しくなってきています。

 

そこで、ふと思いました。

超有名デザイナーの人たちは、昔からモノづくりの企画から売り方まで、総合的に関わっているケースが多いですよね。

ということは、デザイナーに必要なスキルや知識は昔から変わってなくて、駆け出しのころには見えていなかっただけなのでしょうか?

それともインターネットの普及で、 そういったスキルが必要!っていう情報を認知しやすくなっただけなのでしょうか?(そういえば、美大でメディア論やマーケティング論の講義があったような気がします......。)

 

どちらにしても、ネット普及前と比べて、必要なスキルが増えているのは間違いないし情報の収集が簡単なだけに、知っとかなきゃならない知識もとんでもなく幅が広がっています。

クライアントの方がデザインやモノの見せ方に詳しい、なんてことになったら笑ってられません。

僕のような末端のデザイナーですら、そう感じているんだから、ネームバリューがあるデザイナーに求められるスキルや知識の幅は半端ではないことが想像できます。

 

どんどん新しいモノを吸収し、処理していかなければならない環境は、とってもしんど楽しそうですね。

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